北陸新幹線検証委が初会合=開業遅れ、工期と費用を議論―国交省

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北陸新幹線の検証委員会であいさつする森地茂座長(左)=17日午前、東京・霞が関

 工事の遅れで2023年春の開業が遅れる見通しとなった北陸新幹線金沢―敦賀間に関し、国土交通省が設けた検証委員会の初会合が17日に開かれた。現在は工事が1年半遅れ、建設費が2880億円増えるとされており、検証委は工期短縮や費用削減ができないかを議論。12月上旬までに対応策をまとめる。

 検証委は土木の専門家や弁護士らで構成。工事が遅れた原因究明や再発防止策も話し合う。座長に就任した政策研究大学院大学の森地茂名誉教授は会合の冒頭で「(建設主体の)鉄道建設・運輸施設整備支援機構は説明責任を果たして改善の努力をする必要がある」と述べた。

 金沢―敦賀間では石川、福井両県境の加賀トンネルやJR敦賀駅で工事が遅れている。人件費や資材の高騰で入札不調も相次いだ。こうした状況から国交省は開業がずれ込むと判断したが、与党のプロジェクトチームが了承せず、再検討を求めている。 

【了】

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