駐留米軍、さらに削減か=アフガン、イラクから撤収加速―トランプ氏

 【ワシントン時事】米CNNテレビは16日、トランプ米大統領が今週にもアフガニスタンとイラクに駐留する米軍部隊の追加削減を命じる見通しだと報じた。来年1月の自身の任期切れまでに削減する考え。アフガン和平プロセスが停滞する中、拙速な撤収は地域情勢の不安定化を加速する恐れもある。

 複数の当局者によると、トランプ氏はアフガンとイラクの駐留米軍をそれぞれ2500人規模に縮小する方針。現在、アフガンには約4500人、イラクには約3000人が駐留している。 

 エスパー前国防長官は今月9日に更迭される数日前、軍幹部の総意として、アフガンからの拙速な撤収に反対すると記した文書をホワイトハウスに送っていた。トランプ氏がエスパー氏を解任した理由の一つに、この文書の存在があったとみられる。

 米政府は2月、アフガンの反政府勢力タリバンとの和平合意に調印。タリバンが国際テロ組織アルカイダと断絶し、アフガンをテロ活動の拠点にさせなければ、米軍を撤収すると約束していた。

 ただ、アフガン政府とタリバンの和平交渉は難航している。米共和党のマコネル上院院内総務は「性急なアフガンからの米軍撤収は同盟国の利益を損ない、われわれに危害を加えようとする人間を喜ばすだけだ」と批判した。

【了】

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