川重とシスメックス、手術ロボット公開=売上高1000億円目標

 川崎重工業と医療検査機器メーカーのシスメックス、両社が折半出資するメディカロイド(神戸)は18日、共同開発した手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ) サージカルロボットシステム」を報道陣に公開した。すでに医療機関向けに販売を始めており、2030年度に売上高1000億円を目指す。 

 ヒノトリは15年4月に開発が始まり、今年8月に国産の手術支援ロボットとして初めて製造販売承認を取得した。9月には前立腺がんなど泌尿器科向けが保険の適用対象となった。来年9月末までに消化器外科と婦人科への適用も可能となる見通しという。

 メディカロイドの浅野薫社長は東京都内で開かれた製品発表会でヒノトリについて、国内シェアをほぼ独占する米国製「ダヴィンチ」と比べて手術室に置きやすい小型サイズであることに加え、価格面の優位性を強調し、市場開拓に自信を見せた。23年度までに欧米など海外市場への投入も目指す。

 メディカロイドによると、30年の手術支援ロボットの国内市場規模は20年(200億円)の5倍超となる1100億円規模に成長する見通し。グローバルの市場規模もアジアを中心に急速に伸びることが予想されている。

【了】

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