複数首脳、中国に「深刻な懸念」=南シナ海で東アジアサミット議長声明

 【ハノイ時事】東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局は20日、テレビ会議方式で先週開いた東アジアサミットの議長声明を公表した。中国が実効支配の動きを強める南シナ海情勢について、「土地の埋め立てなどの動きに複数の首脳が深刻な懸念を表明した」と明記。「幾つかの懸念」としていた昨年の声明よりも表現を強め、中国の動きをけん制した。

 東アジアサミットの討議では、トランプ米大統領の代理として参加したオブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)が名指しで中国の対応を批判。菅義偉首相らも中国による海洋進出の動きに懸念を表明した。

 議長声明は「相互信頼を醸成し、さらに状況を複雑にする可能性のある行動を避ける必要性を確認した」と指摘。国際法に基づく対話を通じ、南シナ海をめぐる対立を平和的に解決する重要性を強調した。

【了】

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