万博基本方針を閣議決定=脱炭素化、世界に発信
政府は21日の閣議で、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の基本方針を決定した。50年までに温室効果ガス排出実質ゼロとする政府目標を踏まえ、万博を「未来社会の実験場」と位置付け、脱炭素化に向けた日本の革新的な技術を世界に示すことなどを盛り込んだ。
また、デジタル技術を駆使し、世界中の人々がバーチャル画面上でも参加できる「新たな国際博覧会の形」を目指す。
大阪・関西万博は25年4月13日から10月13日まで開催予定。政府は150カ国の参加を目指す。会場建設費は当初予定の1250億円から600億円増額し、1850億円となる見通し。
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