中ロが日本海と東シナ海で共同監視飛行=爆撃機6機「作戦能力向上」

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ロシアのTU95爆撃機=5月9日、モスクワ(AFP時事)

 ロシア国防省によると、ロシアと中国の爆撃機計6機が22日、日本海と東シナ海の上空で共同警戒監視活動を実施した。中国国防省も同様の発表を行った。同海域での中ロの共同警戒監視飛行は昨年7月以来2回目。中ロの軍事的連携を誇示し、日米韓を揺さぶる狙いがありそうだ。

 ロシアのTU95爆撃機2機、中国のH6爆撃機4機が参加。ロシア国防省は、中ロ両軍が「長距離機による2回目の共同パトロールを実施した」と表明。「(両軍による)共同作戦の遂行能力を向上させ、世界の戦略的安定性を強化する」ことが目的だと説明した。国際法を順守し、領空侵犯はしていないとも主張した。

 中ロは近年「対米共闘」で結束し、合同軍事演習を実施するなど軍事協力を強化してきた。ロシア国防省は、今回の活動を通じて「両国の包括的なパートナーシップ関係の深化」や「両軍の協力強化」を目指しているとも指摘。一方で事前の計画に基づいており、「第三国に向けられたものではない」と強調した。 

 ロシアのプーチン大統領は米ロの緊張が続く中、米国がアジア太平洋地域に中・短距離ミサイルを配備する可能性に繰り返し懸念を表明。10月には中ロの軍事同盟について、「必要ないほどの協力と信頼の水準に達している」として、現時点では考えていないとしながらも「理論的に十分に想像することができる」と述べた。(時事)

【了】

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