ダイムラー、20年のベンツ世界販売7.5%減少=電動車は好調

 【フランクフルト時事】独自動車大手ダイムラーは8日、主力高級乗用車ブランド「メルセデス・ベンツ」の2020年の世界販売台数が前年比7.5%減の216万4187台となり、5年連続で200万台を超えたと発表した。しかし、9年連続で最高記録を更新した好況は、新型コロナウイルスの世界的流行に見舞われた20年には持続できなかった。

 市場別にみると、他に先駆けてコロナ危機から脱出した中国の販売は11.7%増の77万4382台と再び記録を更新した。一方、足元の欧州は16.4%減の78万4183台、米国は13.0%減の27万4916台に低迷した。

 小型車ブランド「スマート」の世界販売は、コロナに加えて改良新型電気自動車(EV)「EQ」への全面切り替えが響き、67.1%減の3万8391台に落ち込んだ。小型商用車(バン)は8.9%減の32万5771台だった。

 一方、EVとプラグインハイブリッド車(PHV)の需要は旺盛で、世界販売は228.8%急増した。これら電動車が全体に占める比率は前年の2%から7.4%に急上昇した。21年は約13%へさらに高まる見通しだ。ケレニウス社長は「20年の社内分析によると、EUの二酸化炭素排出量の目標を達成したようだ。現状では21年も目標を達成できると見込んでいる」と語った。

【了】

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