中日本航空、ANA、三重県など「空飛ぶクルマ」ルート策定で実証実験

 中日本航空(愛知県豊山町)やANAホールディングス、三重県などは13日、未来の移動手段として期待される「空飛ぶクルマ」の実用化を見据えた飛行ルート策定のため、ヘリコプターを用いた実証実験を実施した。実験結果などを踏まえ、年度内にもルートを作成する。 

 実験は、中部国際空港(愛知県常滑市)から志摩スペイン村(三重県志摩市)の駐車場の片道約60キロを空飛ぶクルマの代替としてヘリコプターで往復。三重県によると、車で片道約2~3時間かかるところを、ヘリコプターでは約20分で移動でき、県は観光への空飛ぶクルマの活用を期待している。

 今回は、空港から旅行客を乗せることを想定して、乗り換えまでのシミュレーションを実施。駐車場に到着後は、観光地への陸路の移動手段としてタクシーとの接続を確認した。実験参加者には、アンケートを実施して利便性や実用化を見据えた価格などを聞き取るほか、実験から空飛ぶクルマの飛行に関する法令上の課題なども抽出する。

 県は、観光の活性化や離島、過疎地域への生活支援としての活用を想定しており、県が独自に策定した空飛ぶクルマのロードマップでは、2027年に乗用での事業化を目指している。

【了】

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