日航、古着をバイオ燃料に=国内初、限定フライトへ
日本航空は28日、全国で不要になった古着約25万着から製造したバイオジェット燃料を2月4日の東京発福岡行き旅客便で使用すると発表した。同社によると、国内初。1度きりのフライトとなる。二酸化炭素(CO2)排出量を削減するため、将来の国産バイオジェット燃料実用化に向けた取り組みの一環だ。
古着の綿を糖に変換し、細菌を付着させて燃料を製造。今回のフライトに必要な燃料の目安は2万リットルで、このうち今回製造したバイオ燃料400リットルを混合する。2018年から複数の国内企業の協力を得てプロジェクトを進めてきた。
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