JR東日本、赤字4500億円に拡大へ=コロナ流行響く―21年3月期

 JR東日本は29日、2021年3月期連結業績予想を下方修正したと発表した。純損益を4500億円の赤字(従来予想は4180億円の赤字)とした。通期の赤字は1987年の国鉄分割民営化後初めてで、新型コロナウイルス感染再拡大に伴う旅客需要の低迷が響く。

 緊急事態宣言の再発令などで利用者が減少しており、売上高予想は前期比39.8%減の1兆7730億円(同1兆9300億円)に減額した。

 事業環境の一段の悪化を受け、長期の収益目標も修正。23年3月期に5200億円としていた連結営業利益を26年3月期に4500億円へ引き下げた。コロナ収束後も旅客収入が従来の水準には戻らないと想定した。

 20年4~12月期は純損益が2945億円の赤字(前年同期は2515億円の黒字)。新幹線収入は前年同期比7割減だった。 

 一方、JR東海が29日発表した20年4~12月期連結業績は純損益が1114億円の赤字(同3881億円の黒字)。コロナの影響で東海道新幹線の利用が低迷し、鉄道事業の運輸収入が大幅に減少した。売上高は58.4%減の6030億円。

【了】

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