政府、計画継続の方針=鹿児島・馬毛島基地―地元市長選で反対派現職勝利

 鹿児島県西之表市長選で、同市馬毛島で進む自衛隊基地建設計画に反対する現職が勝利したことを受け、政府は地元の理解を求めながら、引き続き計画を進める考えだ。防衛省は昨年末に港湾施設整備のボーリング調査に着手しており、今後は環境への影響調査も始める方針だ。

 1月31日投開票の同市長選は基地建設の是非が争点となり、計画に反対する現職の八板俊輔市長が144票の僅差ながら再選。加藤勝信官房長官は1日の記者会見で「地元の理解と協力が重要だ。最大限の努力を払っていきたい」と述べ、引き続き計画を進める方針を示した。

 馬毛島は米軍空母艦載機の離着陸訓練(FCLP)の移転先候補地で、既に島の99%について国有化のめどが付いている。しかし、八板氏は防衛省から基地受け入れに伴う騒音や交付金について、納得のいく説明は得られていないとの立場。1日朝には記者団に「『地元の理解』というのは上っ面では困る。こちらの考えを受け止めてもらっているという感じがない」と指摘した。

【了】

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