豪カンタスとBP、温室ガス実質排出ゼロへ連携=持続可能な航空燃料開発など

 【シドニー時事】オーストラリアのカンタス航空と英石油大手BPは、持続可能な航空燃料の開発など、環境に優しい航空エネルギー事業で提携する。両社は2050年までに温室効果ガスの実質排出ゼロを目指す。1月29日付の経済紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューが報じた。

 今回の提携は28日に発表されたが、特定の事業や投資は明らかにされていない。BPにとっては今回が輸送部門で脱炭素化に向けた初の提携となる。BPは昨年末、米マイクロソフトやアバディーン市議会(英スコットランド)とも同様の提携を公表している。

 BPのウィリアム・リン担当副社長は、排出規模が大きい業界と取り組むことに重点を置いていると説明。「われわれの補完的な能力を組み合わせることで、相互や顧客によるエネルギー移行の加速化を支援する」と語った。

 カンタスは独自で、炭素排出削減に向けて今後10年間に持続可能な燃料源のために5000万豪ドルを投資するほか、排出を相殺する仕組みを強化する計画を表明している。カンタスの利用者では現在、1割が排出を相殺している。

 米環境NPO「国際クリーン運輸評議会(ICCT)」は、航空業界が排出二酸化炭素の量は、今世紀中ごろまでに世界の排出量の25%を占めると予想する。

【了】

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