〔決算〕よみうりランド、純利益5割減=4~12月期、コロナで客足遠のく
よみうりランド=2020年4~12月期連結決算は減収減益。純利益は前年同期比50.2%減の7億円、売上高が同17.3%減の132億円だった。新型コロナウイルス感染拡大で臨時休業を強いられたことや、営業再開後も外出自粛で客足が遠のいたことが響いた。
昨年秋以降、競馬事業のインターネット投票が好調で業績は回復基調だったが、遊園地などへの入場者数減少により全体の落ち込みをカバーすることはできなかった。21年3月期の通期予想は据え置いた。
同社は読売新聞グループ本社によるTOB(株式公開買い付け)が成立した。今後は18日開催予定の臨時株主総会や一連の手続きを経て、よみうりランド株は3月23日に上場廃止となる見通し。
【了】
コメント