「3カ国協議」は拒否=米の要求に予防線―中国

 【北京時事】中国は、米国とロシアの新戦略兵器削減条約(新START)の5年間延長を歓迎している。一方、ブリンケン国務長官ら米側が求める核軍縮交渉への中国の参加について、「中国の核兵器は米ロと桁違いに少ない。米中ロ3カ国軍縮協議には参加しない」(外務省報道官)と一貫して予防線を張っている。

 中国は核弾頭の保有数を公表していないが、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所は320発と推定。中国は米国に対抗し、核搭載可能な中長距離ミサイルの開発も着々と進めている。 

 1月31日の香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は、中国は既に約1000発を保有するが、実際に運用できるのは100発以下と指摘。「中国は核兵器現代化で米ロとの差を縮めるため(条約延長期間の)5年を利用する」という中国の軍事専門家の見解も紹介した。

 ロシアのプーチン大統領は昨年10月のオンライン会議で、核保有国の英仏両国を抜きに中国の参加だけ求めることを疑問視した。中ロの友好関係に配慮したとみられ、中国外務省報道官はこの発言を称賛して米側をけん制している。

【了】

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