〔海外決算〕独TUI、第1四半期の赤字拡大=夏予約は英中心に増加

 【フランクフルト時事】独旅行大手TUIが9日発表した2021年度第1四半期(20年10~12月)の純損失は8億0290万ユーロとなり、赤字は前年同期の1億2860万ユーロから大きく膨らんだ。新型コロナウイルス感染拡大による各地のロックダウン(都市封鎖)で予約が激減した。

 売上高は87.8%急減したが、旅行規制の対象でなかったカナリア諸島などへの旅行需要を受けて4億6810万ユーロとなった。

 同社によれば、21年夏の旅行予約はワクチン接種が進んだ英国を中心に280万件で、コロナ禍の影響がなかった2年前の同時期の56%までに回復している。予約の平均価格は19年夏を20%上回り、ロックダウンで消費抑制を強いられた人々の旅行熱がうかがえる。

 一方、同社が独政府から受けた総額18億ユーロの追加公的支援の一環で実施した増資により、約5億ユーロの資金を獲得した。これに伴い、ロシアの富豪モルダショフ氏の出資比率は30.1%となった。3日時点の同社の手元流動性は21億ユーロ。

【了】

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