〔海外決算〕米リフトの10~12月期、44%減収=年内の黒字化予想維持
【シリコンバレー時事】米配車サービス大手リフトが9日発表した2020年10~12月期決算は、売上高が前年同期比44%減の5億6900万ドル、純損益は4億5800万ドルの赤字(前年同期は3億5600万ドルの赤字)だった。10~12月期のコスト削減は、計画を20%上回っているといい、1株当たりの損失は市場予想よりも小さかった。
ワクチン接種の普及につれてライドシェアの需要は急回復するとみており、21年10~12月期に調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前損益)が黒字化するとの見通しを据え置いた。コスト削減の進捗(しんちょく)に伴う効率化で7~9月期に達成する可能性もあるとしている。
◇リフト(LYFT)決算の概要
2020年10~12月期 市場予想 前年同期
売上高 569 562 1,017
純損益 ▲458 ― ▲356
1株利益 ▲0.58 ▲0.72 ▲0.41
(注)売上高と純利益の単位は100万ドル、1株利益は調整後、ドル。▲は赤字。市場予想はリフィニティブ調べ
【了】
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