上昇中に推力低下=墜落機レバー「異例の動き」―インドネシア

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墜落したスリウィジャヤ航空機の残骸を見詰めるインドネシアのジョコ大統領(右から2人目)=1月20日、ジャカルタ(大統領府提供)(AFP時事)

 【ジャカルタ時事】インドネシアの運輸安全委員会は10日、記者会見し、先月9日に首都ジャカルタ沖で墜落したスリウィジャヤ航空SJ182便の事故について、上昇中にエンジン推力が低下していたことを明らかにした。推力を調整するパワーレバーに「異例の動き」があったが、墜落原因かどうかは不明だとしている。

 飛行記録を解析した結果として発表した。運輸安全委によると、SJ182便は離陸後間もなく自動操縦システムを作動させたが、高度8150フィート(約2500メートル)で左のパワーレバーが後ろに引かれ、エンジン推力が低下した。右のパワーレバーに動きはなく上昇を続けたが、1万600フィートで左に旋回した。

 1万900フィートに達したところで機体は下降を開始。機首が上がって左に傾いた状態となり、間もなくジャワ海へ墜落した。この間、左レバーは引かれた状態が続いた。レバーをめぐっては、1月3日と4日に故障が報告されたが、いずれも修理されたという。

 運輸安全委は、操縦室の会話を録音したボイスレコーダーの回収を急ぎ、事故原因の究明を続ける。SJ182便はボーイング737―500型機で、乗客乗員62人が搭乗していた。 

【了】

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