岸防衛相「安全と国益に貢献」=中東派遣部隊に訓示

岸信夫防衛相は11日、海上自衛隊横須賀地方総監部(神奈川県横須賀市)を訪れ、中東海域での情報収集活動から帰国した護衛艦「むらさめ」の部隊を迎える式典に出席した。岸氏は乗員約60人を前に訓示し、「わが国の安全と国益に大きく貢献した」とたたえた。
海自は2020年1月にアデン湾やアラビア海北部で情報収集を開始。むらさめは同年10月から3カ月余りにわたって活動した。
岸氏は「精神面でも体力面でも忍耐を要求されるものだった」と遠方での長期任務を評価。その上で「わが国とインド太平洋地域の平和と安全を守る意思を形にした」と派遣の意義を強調した。
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