「サンダーバード」「やくも」ほぼ半減 JR西日本 3月以降も新幹線・特急減便

3月ダイヤ改正以降も「当面のあいだ運休」の列車が多いです。

北近畿方面の特急もほぼ半減

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特急「サンダーバード」(恵 知仁撮影)。

 JR西日本は2021年2月12日(金)、ダイヤ改正が実施される3月13日(土)以降の北陸新幹線および在来線特急の運行計画について発表しました。

 運行計画が変更となる列車は次の通りです。

・北陸新幹線「つるぎ」定期6本、臨時2本運休:金沢~富山間で1日あたり最大36本運行のところ、当面のあいだ平日28本、土休日27本に。

・特急「サンダーバード」定期14本、臨時8本運休:大阪~金沢間で1日あたり最大50本運行のところ、当面のあいだ28本に。

・特急「くろしお」定期7本、臨時6本運休:新大阪~和歌山間で1日あたり最大36本運行のところ、当面のあいだ24本に。

・特急「こうのとり」定期8本、臨時4本運休:新大阪~福知山間で1日あたり最大28本運行のところ、当面のあいだ16本に。

・特急「きのさき」「はしだて」「まいづる」定期17本、臨時2本運休(3列車合計):京都~福知山間で1日あたり最大30本運行のところ、当面のあいだ18本に。

・特急「やくも」定期14本運休:岡山~出雲市間で1日あたり最大30本運行のところ、当面のあいだ16本に。

 なお、もともと指定席の発売を見合わせていた臨時列車は、当面のあいだ運転を取りやめるそうです。

【了】

【時刻表】運休する新幹線・特急の時刻一覧

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コメント

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2件のコメント

  1. ありがとうございます。残念でありますが致し方がないです。当然当面運休ですから、実質廃止予定であり、既に発表済みの廃止対象便に加えて、今回、新たに追加で当面運休(実質廃止)となる便が拡大したと言う訳であります。のちに「ダイヤ修正」として当面運休便(既に今回よりも前に廃止した便を含めて)は全て廃止(つまり永遠に運休)となり、廃止により発生した号数の欠番を是正(号数を詰める)事で当面以降を正式化することでしょう。ちなみに当面運休や当面実施など「当面の間」となったケースの、ほぼ大半は元に戻らずに、当面以降が正式になったケースであります。つまり「当面の間」は「いつかは元に戻る予定」や「期間未定で実施」ではなく、「実質それ(当面)以降正式に決定」つまり「永久(永続的に)実施」と捉えて間違いないでしょう。首都圏などの終電繰り上げの当面前倒し実施やダイヤ改正前の一部の列車などの当面運休なども全て改正後は全て当面以降が正式になりました。

  2. ありがとうございます。何度も言いますが、当面のあいだと言う事は、実質永久に運休つまり廃止前提であるとの事です。要するに当面のあいだ(しつこいようだが、またまた言いますが実質永久に運休)なので、当面以降が正式な内容になります。当面とは、それ以降を正式化する為の暫定期間であり、決して以前に戻るつまり元さやに戻ると言う意味ではありません。なので、今回対象便は全て廃止になる事に100%間違いありません。だって首都圏などの終電繰り上げ前倒しも、当面のあいだと謳いながら結局は改正直前まで実施して、それ以降は繰り上げたダイヤが正式化されたものだし、西日本に限らずに昨年末頃からの九州や北海道の一部特急列車減便も、同様に当面運休にして、最終的にはダイヤ改正で対象便は全て廃止となり、二度と元に戻らない結果であります。もう一度、いや何度も何度も言いますが、当面のあいだとは、当面以降を正式化つまり、正式化決定までの暫定期間と言う意味であります。