許可なしの拘束・捜索可能に=ミャンマー国軍、関連法停止

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14日、ヤンゴンで子連れでデモに参加するミャンマーの女性(AFP時事)

 【バンコク時事】クーデターを実行して全権を掌握したミャンマー国軍は13日夜、裁判所の許可なく拘束や家宅捜索を実施することを禁じた法律を一時的に停止すると発表した。クーデターに抗議する大規模デモが全土に拡大する中、取り締まりを強化する姿勢を打ち出した。

 停止されたのは、市民のプライバシーと安全の保護に関する法律の中の3条項。これにより、拘束や家宅捜索、監視、通信傍受、通信記録の入手、個人の手紙や小包の開封を許可なく行えるようになる。

 国軍はこれに加え、自宅に訪問者が宿泊する場合、届け出を義務付ける法改正を行った。警察は夜間にデモ参加者を拘束する動きを見せており、かくまうのを防ぐ狙いとみられる。 

 また、国軍はインターネット交流サイト(SNS)に国家の安定を乱す投稿をしたとして、1988年の民主化運動の指導者の一人であるミン・コー・ナイン氏ら著名な民主活動家7人を指名手配した。居場所を知っている場合は通報するよう国民に求めている。

 一方、情報省は報道機関に「クーデター」という用語を使わないよう求めた。国軍は憲法に基づいて非常事態宣言を発令し、責任を担っていると指摘。「クーデター」「軍事政権」という表現は誤りだと主張した。

【了】

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