米国防長官が初参加=同盟活性化を強調―NATO理事会

 【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)は17日、テレビ会議形式で国防相理事会を開いた。バイデン米政権のオースティン国防長官が初参加した。米国防総省によると、オースティン氏は「米国はNATOとの関係を活性化させる」と強調。条約で定められた「集団防衛」義務順守への米国の確固たる決意も各国に伝えた。

 自国優先主義を推進したトランプ前大統領は米国に偏る防衛負担への不満から欧州批判を展開。同盟に深刻な亀裂を生んだが、オースティン氏は理事会前にツイッターで「われわれは共に相談し決断し行動しなければならない」と協調姿勢への転換をアピールした。

 理事会では、各国による近年の国防支出増加に謝意も表明。その上で「国内総生産(GDP)比2%以上」という2024年までの支出目標達成を各国に促したという。 

 一方、ストルテンベルグ事務総長は理事会で、30年を目標年とするNATO改革案のたたき台を提示。防衛力増強への加盟国の貢献強化や、中国やロシアに対抗するためのNATOの政治的連携の必要性を訴えた。

 理事会は2日間の日程。18日はアフガニスタン駐留部隊の撤収時期などをめぐり協議する。

【了】

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