査察問題、イランと協議=現地入り、打開模索―IAEAトップ

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21日、テヘランで、イランのサレヒ原子力庁長官との会談に向かう国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長(中央)=イラン原子力庁提供(AFP時事)

 【カイロ時事】国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は21日、イランの首都テヘランでサレヒ原子力庁長官らと会談した。イランがIAEAによる核施設の抜き打ち査察の受け入れ停止を通知した問題をめぐり、打開策を協議したとみられる。

 テヘランでの会談に同席したイランのガリババディ在ウィーン国際機関代表部大使は協議終了後、ツイッターを更新し「互いに尊重し合う、実りの多い意見交換ができた」と書き込んだ。

 イランは、21日までに米国が制裁を解除しない限り、23日から未申告の施設への査察受け入れなどを停止すると警告している。グロッシ氏はイラン訪問に先立ち、ツイッターに「相互に同意ができる解決策を見いだすため、イラン高官と会談する」と投稿したが、強硬なイラン側が態度を軟化させるかは不透明だ。 

 トランプ前政権が離脱した核合意への復帰や合意順守の手順をめぐってイランと対立する米国は18日、合意復帰に関してイランと協議する用意があると表明。イラン側に対話実現へのシグナルを送っていた。

 しかし、イランのザリフ外相は21日、国営テレビとのインタビューで「制裁を解除する前に合意への復帰は不可能だ」と主張。「話し合いは全ての国々が自らの義務を履行した後だ」と述べた。

【了】

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