JR東海、赤字2340億円に拡大=コロナで新幹線低迷―21年3月期予想

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乗客がまばらなJR東京駅の東海道新幹線ホーム=2020年12月26日、東京都千代田区

 JR東海は22日、2021年3月期の連結業績予想を下方修正し、純損益が2340億円の赤字(従来予想は1920億円の赤字)になる見通しだと発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の再発令や延長により、東海道新幹線の利用が想定以上に落ち込んでいるため。

 流通やホテル事業も不調で、売上高は7930億円(同8630億円)に下方修正。本業のもうけを示す営業損益は2440億円の赤字(同1850億円の赤字)となる見通し。

 鉄道事業の運輸収入予想は、従来の5160億円から4530億円へ減額した。新幹線の利用状況は、昨年5月を底に回復基調が続いていたが、11月以降は再び低迷。今年度末にコロナ禍前の19年実績の6割近くまで回復すると想定していたが、足元では3割程度にとどまっている。 

 記者会見した木村中執行役員は「(回復の)立ち上がりが(想定より)遅くなっている」と説明した。

【了】

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