ウラン濃縮度「60%も可能」=イラン最高指導者

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イランの最高指導者ハメネイ師=ハメネイ師の事務所が21日公開(AFP時事)

 【カイロ時事】イランの最高指導者ハメネイ師は22日、核合意の規定を逸脱して進めているウラン濃縮活動について、「必要であれば濃縮度を60%に高めることも可能だ」と主張した。制裁解除に応じない米国をけん制するとともに、国際原子力機関(IAEA)と結んだ査察継続をめぐる合意に対する一部の不満を抑え込む思惑があるとみられる。 

 イランは1月、核開発強化を義務付けた法律に基づき、濃縮度20%の「高濃縮ウラン」の製造に着手しているが、ハメネイ師は「20%にとどめるつもりはない」と語った。

 核分裂を起きやすくするため20%以上に濃縮したウランは、核兵器に使われる同90%超への引き上げは技術的に容易とされている。濃縮度を60%に高めれば、核爆弾製造に必要な核物質獲得までの期間が大幅に短縮されかねない。

 一方でハメネイ師は、「われわれは核兵器開発を追い求めてはいない」とする従来の見解を改めて強調した。

【了】

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