R&I、日本郵船の格付け方向性を「ネガティブ」から「安定的」に変更
格付投資情報センター(R&I)は19日、日本郵船の発行体格付け(「BBB+」)の方向性を「ネガティブ」から「安定的」に変更したと発表した。
同社についてR&Iは、コロナ禍で輸送力が制約された状況が続いていることを考えると、定期船・航空運送・物流からの高い利益貢献が当面期待でき、2021年度も高水準の利益を確保できそうだと指摘。減損や高コスト船の契約見直しを進めることで含み損を抱える資産は減少しており、業績の急速な回復を背景に財務バランスの改善が大きく進むと判断し、格付けの方向性を「安定的」に戻したとしている。
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