米国防長官、アフガン初訪問=ガニ大統領と駐留延長協議か

 【ニューデリー時事】アジア歴訪中のオースティン米国防長官は21日、アフガニスタンを予告なしに訪問し、ガニ大統領と会談した。5月1日に迫った駐留米軍の全面撤収期限を延期するかどうかなどについて協議したもようだ。国防長官のアフガン訪問は、バイデン米政権で初めて。

 アフガン大統領府の声明によれば、オースティン長官とガニ大統領はともに、アフガンでの暴力行為増加について懸念を表明。「公正かつ永続的な和平が解決策だ」という考えで一致した。 

 昨年11月の大統領選を前に米軍撤収を急いだトランプ前政権は同2月、反政府勢力タリバンとの和平合意に調印。合意には、タリバンが国際テロ組織アルカイダと関係を断つことなどを約束する見返りとして、今年5月1日までにアフガン駐留米軍を完全撤収すると明記した。

 アフガン政府とタリバンは、米・タリバン合意に基づき、恒久的な停戦や、タリバンを取り込んだ新たな政治体制について話し合う和平交渉を昨年9月に開始したが、協議は難航。タリバンは勢力を誇示するため攻勢を強め、戦闘に巻き込まれた民間人の死傷者が増えている。

 バイデン政権では、ブリンケン国務長官がガニ大統領への書簡で、国連主導による新たな和平プロセスの枠組みを提案した。

【了】

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