アフガンから「共に撤収」=NATO加盟国と協調―米国務長官

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23日、ブリュッセルで、北大西洋条約機構(NATO)外相理事会前に記者会見するブリンケン米国務長官(AFP時事)

 【ブリュッセル時事】ブリンケン米国務長官は23日、ブリュッセルでの北大西洋条約機構(NATO)の外相理事会を前に記者会見し、アフガニスタン駐留米軍撤収の判断について「適切な時に共に去る」と語った。他の加盟国と緊密に協議し歩調を合わせる姿勢を強調した。

 アフガン駐留をめぐっては、トランプ前米政権が反政府勢力タリバンとの和平合意で約束した5月1日の全面撤収期限が迫る。3月24日まで2日間の日程で開く理事会でも対応を議論する。ただ、ブリンケン氏は「初期段階の考えの共有」が目的だと述べており、結論はまだ先になりそうだ。

 今回が就任後初の理事会参加のブリンケン氏は「同盟への揺るがない関与を示すためにやって来た。米国は協力関係の再構築を望んでいる」とも発言。自国優先主義で米欧間の亀裂を生んだ前政権からの転換を明確にした。 

 一方、ロシアから欧州に天然ガスを供給するパイプライン「ノルドストリーム2」建設事業に関しては「米国のエネルギー安全保障の目的に反する」と改めて懸念を表明。事業停止に慎重なドイツのマース外相との会談で、参加企業制裁の可能性も含めて取り上げる方針を示した。

【了】

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