「敵か味方か」選択強いず=対中政策でNATO加盟国に―米

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24日、ブリュッセルで記者会見するブリンケン米国務長官(EPA時事)

 【ブリュッセル時事】ブリンケン米国務長官は24日、北大西洋条約機構(NATO)外相理事会が開かれたブリュッセルのNATO本部で演説し、対中国政策をめぐり「米国は同盟国に『敵か味方か』選択を強いることはない」と述べた。バイデン米政権は対中強硬路線で欧州との連携を重視するが、共同歩調を取るかどうか、判断は各国に委ねる構えを見せた。

 米国務省によると、ブリンケン氏は「中国の威圧的な振る舞いが、われわれの集団安全保障や繁栄を脅かしていることに疑問の余地はない」と述べた。一方で、気候変動や、保健医療をめぐる安全保障などの課題では中国と協力すべきだと柔軟な認識も示した。

 しかし「中国がつけ込んで威圧してくる技術やインフラ分野では、格差を埋めるため協力する必要がある」とも強調。同盟国連携の重要性を訴えた。

 欧州連合(EU)は昨年末、中国と投資協定締結で基本合意している。バイデン政権とのあつれきを危惧する声も上がったが、22日に決定した新疆ウイグル自治区での人権侵害をめぐる対中制裁では米欧間で足並みをそろえた。

【了】

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