西濃運輸、名古屋・福岡間で鉄道輸送=一部貸し切りで

 西濃運輸(岐阜県大垣市)は26日、JR貨物(東京)の貨物列車編成を一部貸し切りで利用する「混載ブロックトレイン」の運転開始に伴い、名古屋市内で出発式を行った。29日から名古屋―福岡間で運転を始める。トラック運転手の不足問題への対応や地球温暖化に対応する運送手段として、鉄道利用の拡大を進める。

 積み合わせ貨物は、往復でコンテナ64個(1個当たり積載重量約8~13トン)を輸送する。トラック輸送に比べ、二酸化炭素排出量を年間1万トン近く削減できるという。

 24両編成のうち16両を西濃運輸が利用し、残りは一般利用とする。西濃運輸が一部編成を貸し切りで利用するのは、仙台―大阪間に続く2区間目で、秋には関東―山陽間でも計画する。同社の小寺康久社長は、運転手不足の解消策として、トラック1台で2台分の運搬ができる隊列走行を例に挙げ、「貨物列車は究極の隊列走行。これからもどんどん使っていきたい」と強調した。

 JR貨物の真貝康一社長もあいさつし、二酸化炭素排出量がトラックの11分の1だとして、「環境負荷が極めて低く、カーボンニュートラルの実現のために重要な輸送手段だ」と話した。

【了】

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