自民・岸田氏、ミサイル阻止力保有を=総裁選へ保守層にアピール?

 自民党の岸田文雄前政調会長は26日、敵基地攻撃能力を実質的に意味する「ミサイル阻止力」の保有を政府に促すことを柱とする提案を発表した。「わが国へのミサイル攻撃を実効的に阻止するために必要だ」と強調し、保有自体が抑止力になるとの認識を示した。

 ミサイル阻止力は安倍晋三前首相が政権担当時に保有に意欲を示し、自民党もそれに沿った内容の提言を出したが、菅義偉首相は結論を先送りしている。ハト派とされる岸田氏が保有を訴えた背景として、9月末の党総裁任期切れに伴う総裁選をにらみ、安倍氏ら保守系の支持を得たいとの思惑もあるとみられる。

 岸田氏はまた、中国海警局の船舶による沖縄県・尖閣諸島周辺海域への侵入を防ぐため、海上保安庁の武器使用の権限・能力を強化するよう主張。2013年策定の「国家安全保障戦略」を改定する必要性も訴えた。 

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