スエズ座礁船、土砂除去進む=離礁作業大詰め

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エジプトのスエズ運河で座礁し立ち往生している大型コンテナ船「エバーギブン」=26日、米マクサー・テクノロジーズの衛星画像(AFP時事)

 【カイロ時事】エジプトのスエズ運河で大型コンテナ船が座礁し立ち往生している事故で、当局や海難救助チームによる復旧作業は27日も続いた。船を所有する正栄汽船(愛媛県今治市)は「日本時間27日夜の離礁」を目指す考えを示しており、船を動かす上で大きな阻害要因となっている大量の砂や泥の除去が急ピッチで進められている。

 コンテナ船は、船首が岸に接触し、土砂にめり込んで動けなくなった。毎時2000立方メートルの砂を運搬できる特別の作業船が投入され、スエズ運河庁によると27日までに1万7000立方メートルの砂を既に取り除き、作業は約90%完了したという。 

 また、タグボートによる船のえい航が難航しているため、大型のタグボート2隻も28日までに到着する予定だ。

 スエズ運河は大潮の時期を迎え、今月31日前後までは満潮時の水位が日増しに高くなることから、船を戻そうと試みるには好都合となる。しかし、作業が難航し、それ以降に移動がずれ込めば、復旧までの時間が長期化する恐れもある。

【了】

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