国内新車販売、10年ぶり低水準=新型コロナで打撃―20年度

 2020年度の国内新車販売台数は、新型コロナウイルスの感染拡大で上半期を中心に客足が落ち込んだことが響き、前年度比7.6%減の465万6632台となった。エコカー補助金終了で国内市場が冷え込んだ10年度以来、10年ぶりの低水準。500万台割れは15年度以来5年ぶりとなった。

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日発表した。

 20年度は、4、5月に新型コロナ対策に伴う緊急事態宣言が発令され、外出の自粛が広がったため、販売が大きく減少した。10月以降は回復傾向に転じたが、世界的な半導体不足による自動車メーカーの減産や、21年1~3月の緊急事態宣言再発令が販売の足かせとなった。 

 足元では、自動車向け半導体を生産するルネサスエレクトロニクスの工場停止が部品調達難に拍車を掛けており、「納車の遅れなど販売にも影響する」(自動車大手)との懸念も出ている。

 21年3月の国内新車販売台数は、前年同月比5.4%増の61万3003台と6カ月連続のプラスだった。「前年同月の販売がコロナ感染拡大で落ち込んでいた反動」(全軽自協)に加え、ダイハツ工業のスポーツ用多目的車(SUV)「タフト」などの新型車が台数を押し上げた。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. コロナで公共交通から車通勤に変わったという話もある中で、この話って、結局移動する人はどこ行ったの?
    予想以上に在宅勤務が捗ってるのかもしれないけど。