日独、初の2プラス2開催へ=今月中旬、中国見据え連携

 日本、ドイツ両政府が今月中旬、初の外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)をテレビ会議形式で開催する方向で調整していることが分かった。中国の覇権主義的な行動への警戒感が欧州でも強まる中、これまで経済分野が中心だった協力関係を安全保障分野にも拡大する。複数の日本政府関係者が5日、明らかにした。

 ドイツは最近、中国による香港の統制強化や南シナ海の軍事拠点化などを受け、対中外交の見直しを進めている。昨年9月に日本やオーストラリアなど民主主義国との連携強化を目指す「インド太平洋指針」を策定。その一環としてインド太平洋地域に初のフリゲート艦派遣も予定している。

 日本は、欧州連合(EU)の中核を担うドイツとの間で、英国、フランスに続く2プラス2の開催を歓迎。初会合では、「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現、北朝鮮の核・ミサイル問題や日本人拉致問題の解決などで、協力を確認する見通しだ。 

 両政府は2017年7月に「防衛装備品・技術移転協定」に署名。今年3月には軍事機密の共有を可能にする「情報保護協定」を締結するなど、防衛協力を深めている。

【了】

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