F35B、宮崎に配備へ=対中国、南西防衛強化―防衛省調整

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米軍の強襲揚陸艦「ワスプ(WASP)」から発艦する最新鋭ステルス戦闘機F35B=2018年3月、フィリピン海

 防衛省は、最新鋭ステルス戦闘機F35Bを航空自衛隊新田原基地(宮崎県新富町)に配備する方向で調整に入った。複数の同省関係者が5日、明らかにした。自衛隊基地へのF35B配備は初めて。今後、地元自治体に説明するなど調整に入り、2024年の運用開始を目指す。

 中国は沖縄県・尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返すなど、東シナ海での威圧的な動きを強めている。F35Bの南西方面への配備には、中国をけん制し、対処力・抑止力を強化する狙いがある。 

 F35Bは短距離離陸・垂直着陸能力を持つため、離島などで民間空港の短い滑走路を使って離着陸することができる。防衛省は、護衛艦「いずも」と「かが」を改修した上で、艦上でF35Bを運用することも想定している。

 防衛省は、現行の中期防衛力整備計画で23年度までにF35B18機の取得を予定し、将来的には42機体制とする方針。新田原基地では、飛行隊を新設した上で24年の運用開始を目指す。

 中国は最新鋭の「第5世代」「第4世代」の戦闘機を計1080機保有。一方、日本は309機にとどまる。日本政府としては、第5世代戦闘機であるF35Bを導入し、離島防衛などに万全を期す考えだ。

【了】

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