豪カンタス、NZ線で増便=往来再開受け

 【シドニー時事】オーストラリアのカンタス航空は、ニュージーランド(NZ)線の需要が増加しているとして増便で対応した。ヴァージン・オーストラリア航空はNZ線の再開を見送ったことも追い風となっている。8日付のオーストラリアン紙が報じた。

 アーダーンNZ首相は6日、豪州との間で19日から隔離措置なしの往来を再開すると発表した。発表直後には、カンタスと傘下のジェットスターはNZ線で週120便以上を増便した。

 7日には、5~10月にさらに週20往復を追加した。この期間については豪ヴァージンは国内に注力するなどとして、NZ線の運航再開の先送りを決めている。

 カンタスのスポークスマンは、豪州からNZの全都市、特にオークランドとクイーンズタウンに向けての需要が旺盛で、逆方向ではシドニーとメルボルンがNZ人にとって人気の高い目的地になっていると指摘。「スキーシーズンは非常に力強くなっており、ピーク時にはシドニーから(クイーンズタウンに)過去最高の1日3便に増やし、ブリスベンとメルボルンからの毎日運航で補完している」と述べた。

 ブリスベン―クライストチャーチ間、シドニー―ウェリントン間でも増便を決定した。

 マイレージ会員も国際線でポイントを利用する機会と捉えている。カンタスではポイントの利用比率が1日当たり通常の80倍に上っている。

 ヴァージンは、昨年12月からNZ線の座席の販売を開始していたが、運航再開の日程を遅らせた。運航計画が保証できず、変更されやすいことを理由に挙げた。今回の決定で影響を受ける予約客は、NZ航空への振り替えや全額返金などの選択肢が与えられるという。

【了】

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