マリ軍、大統領と首相を拘束=クーデターか、内閣改造に不満

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マリ暫定政府のウアンヌ首相=2009年1月、ニューデリー(AFP時事)

 【ロンドン時事】西アフリカ・マリからの報道によると、暫定政府のヌダウ大統領とウアンヌ首相が24日、国軍兵士らによって拘束された。首都バマコ郊外カティにある軍基地へ連行された。詳しい状況は不明だが、この日行われた内閣改造に不満を持つ勢力がクーデターを起こした可能性もある。

 マリでは昨年8月、クーデターでケイタ大統領(当時)が失脚し、元国防相のヌダウ氏が暫定大統領に選ばれた。民主的な移行政権樹立に向けた計画の遅れを批判されてきたヌダウ氏は「幅広い基盤」に基づく内閣の人事刷新を約束。24日に行った内閣改造で、昨年のクーデターで指導的役割を担った閣僚2人の交代を発表していた。 

 AFP通信によると、ウアンヌ首相はAFPの電話取材に応じ「兵士たちがやって来て、私を連れて行った」と述べたが、電話はすぐに切れた。ロイター通信は、国防相も連行されたと報じている。

 国連やアフリカ連合(AU)、欧州連合(EU)などは24日、共同で声明を出し、大統領らの拘束を批判、「即時かつ無条件の解放」を要求した。

【了】

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