デンソー、電動車向け売り上げ1兆円に=現状の8割増―25年度目標

 デンソーは26日、電気自動車(EV)、ハイブリッド車(HV)などの電動車や「空飛ぶクルマ」と呼ばれる電動航空機向け部品の売り上げを、2025年度に現状の8割増の1兆円まで引き上げる方針を明らかにした。世界的に脱炭素化の動きが加速する中、普及が見込まれる電動モビリティー(移動手段)向けの製品開発、販売に力を入れ、収益拡大を目指す。 

 成長分野と位置付ける車の安全関連製品については、売上高を25年度に5000億円(現状は3200億円)に引き上げる。二酸化炭素(CO2)を回収して再資源化する機器なども実用化し、35年度に売上高3000億円規模の事業に育てたい考え。また、農業、物流などの新規分野で30年度に3000億円の売り上げを目指す。

 このほか、グループの工場などから出るCO2について、排出枠を使わず35年度までに実質ゼロとする目標も掲げた。

 一方、内燃機関向け事業などは整理・縮小。設備投資や研究開発費はメリハリを付けて効率化し、1割ほど抑制する。これにより、25年度には営業利益率10%(20年度3.1%)、株主資本利益率(ROE)は10%超(同3.4%)を目指す。

【了】

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