三菱自、PHV・EV倍増=21年度、国内販売の15%に―新型SUV前倒し投入

 三菱自動車が2021年度の国内販売で、プラグインハイブリッド車(PHV)と電気自動車(EV)の販売台数を倍増させることが26日、明らかになった。全体に占める割合は20年度の10%から15%に引き上げる。自動車メーカーの間で「脱ガソリン」の動きが加速する中、スポーツ用多目的車(SUV)「アウトランダー」のPHVモデルを前倒しで投入するなど、電動化を進める。

 三菱自は今年度の国内販売台数を9万4000台としており、このうち約1万4000台をPHVとEVにする計画。20年度は約7100台だった。

 三菱自は当面、家庭などの電源で充電可能なPHVを電動化の中心に据える方針。当初22年度に投入する予定だった新型「アウトランダー」について、PHVモデルを今年度内に先行して発売する。同社幹部は「電動車への関心が高まっており、追い風をうまくつかんで販売台数増に結び付ける」としている。

 三菱自の20年度の国内販売台数は全体で約7万2000台と前年度から2割超減少、自動車大手8社の中で最も落ち込みが激しかった。新型コロナウイルス禍による販売減に加え、新型車不足が響いた格好。低迷打開に向け、昨年末には新型SUV「エクリプスクロス」のPHVモデルを投入しており、今後もPHVを軸に販売を盛り返したい考えだ。 

【了】

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