国連と「核なき世界」へ協力=岸田首相、グテレス事務総長と会談

 岸田文雄首相は6日、広島市で国連のグテレス事務総長と会談した。ロシアによるウクライナ侵攻で核兵器使用の脅威が増す中、「核兵器のない世界」の実現に向けた協力を確認した。

 首相は「被爆の実相に対する正確な認識こそ、核軍縮、核兵器のない世界に向けた取り組みの出発点だ」と語り、グテレス氏の広島訪問を歓迎。「唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界に向けて世界をリードしなければいけない。国連と緊密な協力を続けたい」と語った。

 グテレス氏は、各国の核・ミサイル開発や地理的な緊張により、核なき世界に向けた動きが「止まっている」と危機感を表明。「日本ほど道義的な権威をもってこの問題を語れる国はない。岸田首相をはじめ日本の役割に期待している」と述べた。 

 この後、両氏は平和記念資料館をともに視察した。首相とグテレス氏の会談は外相時代を含めると4回目で、1日には米ニューヨークでも意見交換した。今回の会談はグテレス氏の平和記念式典参列に合わせて実現した。

【了】

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