実は鉄分高め? あの県議が乗ったという「こうのとり」「スーパーはくと」

年間195回も不明瞭な出張を繰り返し、個性的な記者会見を行い注目されている某兵庫県議。実は鉄分の高い列車選択になっていました。

実は貴重な「こうのとり」

 出張を年間195回もくり返したという、個性的な記者会見が話題の兵庫県議。その出張先とされる城崎温泉、佐用へは特急のグリーン車に乗って行ったそうです。

 大阪、兵庫南部から城崎温泉へは、JR西日本の特急「こうのとり」を使うのが一般的ですが、実はこの列車、ある嗜好を持つ鉄道ファンにとって結構、気になる列車だったりするのです。

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381系を使った特急「こうのとり」。列車名は沿線の豊岡にコウノトリが生息することから。

 理由はその車両です。国鉄時代の1973(昭和48)年から営業運転を始めた「381系特急形電車」という車両を使っています。「鉄分」の少ない人にとってはただの古い車両かもしれませんが、国鉄時代らしい無骨でシンプルなインテリア、長年に渡ってくり返され車内に染みついた消毒の匂い、そしてクリーム色と赤という、かつては各地で見られたものの現在では貴重になった「国鉄特急色」という外観。懐古趣味的な鉄道ファンにとっては、なかなかに注目の存在なのです。

 ちなみに特急「こうのとり」には、2011(平成23)年登場の新型車両「287系特急形電車」も使われており、こちらは現代の特急として充分に快適な設備になっています。また大阪、兵庫南部から城崎温泉へは「こうのとり」のほか、姫路経由の特急「はまかぜ」という選択肢もあります。

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