台風で倒されたバス停 人為的にやられた可能性も

10月5日から6日にかけて日本列島を縦断した台風18号。各地に爪あとを残しましたがバスも例外ではなく、倒れたバス停などがみられました。しかし実はバス停を倒したのは、台風の暴風ではない可能性があります。

台風の街で倒れていたバス停

 日本各地を駆け巡った台風18号。暴風雨により猛威を振るった結果、陸・海・空の交通機関は大幅に乱れました。ただそんななかでも、鉄道不通区間で乗客の受け皿として頑張っていたのがバス。浸水区間を経由したり、増水した川を跨ぐ路線などは運休や迂回の措置もありましたが、台風の中をしぶとく運行していました。

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コンクリートの土台に枠を取り付けた、地面に固定されていない一般的なポール型バス停。

 さて台風の際、街中では強風によって街路樹の葉っぱや枝、ところによってはゴミ箱や看板などが飛ばされることも珍しくありませんが、バスに関連した施設も被害にあうことがあります。あちこちにある「バス停」です。

 近年はバス停に屋根がついて、時刻表などの案内表示が一体化したものも多くなってきました。しかし全体から見るとコンクリートの土台に枠が組み付けられた、地面に固定されていない昔ながらのものが一般的です。今回の台風18号通過時にも、そうしたバス停が倒れていたのを見かけました。

 しかし台風の通過時に倒れているバス停、実は倒した犯人は台風の暴風ではない場合があるようです。

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