北陸新幹線で開業前の試乗会を実施 予想される激戦、当選確率をアップさせる方法とは

60倍を超えたこともある新幹線試乗会、当選確率を上げるには?

 しかしこの試乗会、応募者多数の場合は抽選になりますが、かなりの倍率が予想されます。

 2013年1月に行われた秋田新幹線E6系「スーパーこまち」(当時)の試乗会の場合、2600名の枠に2万702人分の応募がありました。倍率はおよそ8倍にもなっています。

 2014年2月に行われた北陸新幹線E7系の試乗会については、さらに大変なことになりました。3500名の枠に21万4306人分の応募があり、倍率はおよそ61倍にもなっています。

 ただ今回の北陸新幹線試乗会において、当選確率を上げる方法がひとつあります。JR東日本の「えきねっと」「モバイルSuica」、JR西日本の「J-WESTネット」「みんなでつくる新北陸マガジン」の会員であれば、応募口数が増えるのです。

 この試乗会は通常1人1回、1口分しか申し込めません。しかしそれらの会員であれば1種類ごとに応募口数が増え、4種類すべての会員になっていると1回の応募で5口分の応募としてカウントされます。

「えきねっと」
https://www.eki-net.com/

「モバイルSuica」
http://www.jreast.co.jp/mobilesuica/

「J-WESTネット」
http://www.jr-odekake.net/cjw/about/

「みんなでつくる新北陸マガジン」
http://magazine.hokuriku-w7.com/

 先例からして当選の可能性は決して高くないと思われますが、北陸新幹線へ日本一早く乗車できるこのチャンス、一生の記念になるかもしれません。応募してみてはいかがでしょうか。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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