南武線の新型車両、さいたまスーパーアリーナに現る

神奈川・東京を走る南武線の新型車両が、なぜかさいたま市のシンボル「さいたまスーパーアリーナ」前に出現しました。いったい何があったのでしょうか。

さいたま市のシンボルを背景にする南武線

川崎(神奈川県川崎市)~立川駅(東京都立川市)間などを結ぶJR東日本の南武線。その新型車両であるE233系電車が2015年1月6日、「さいたまスーパーアリーナ」(埼玉県さいたま市)の前に現れました。

電気機関車EF64形1000番台にけん引され、「さいたまスーパーアリーナ」の前に現れた南武線用新型車両E233系(2015年1月6日、恵 知仁撮影)。

 2014年から南武線では、既存車両を新型のE233系へ置き換える計画が進行中です。これに伴い新潟県新潟市の車両工場で製造されたE233系が南武線へ輸送され、その途中に埼玉県を通過。「さいたまスーパーアリーナ」の前に現れたというわけです。

 この南武線用E233系は6両編成を35本、合計210両が製作される予定で、順次こうして車両工場から南武線へ到着し、営業運転を始めています。

 南武線への導入が進められているE233系は2006年、青梅線などを含む中央快速線系統でデビューした車両で、その後は京浜東北線、常磐線各駅停車、京葉線、東海道本線、宇都宮線、高崎線、埼京線(川越線・りんかい線)、横浜線、そして南武線にも登場。首都圏におけるJR通勤電車の新しい顔として、年々その数を増やしています。

 また南武線用のE233系は同線の従来車両(205系)と比較し、7割の消費電力量で走行できること、車内照明がすべてLEDであること、定員が約1割増加し混雑緩和が期待できることなどが特徴です。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

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