日本からは全日空が11位に 2015年航空会社安全性ランキング

ドイツの調査機関が、2015年版の航空会社安全性ランキングについて、1位から12位までを速報。日本からは全日空が11位に入りました。

ひとつ順位を戻した全日空

 航空会社の安全性を検証しているドイツのJACDEC(Jet Airliner Crash Data Evaluation Centre)が、2015年版の航空会社安全性ランキングについて、まず1位から12位までを速報しました。その順位は以下の通りです。

1位:キャセイパシフィック航空(香港)
2位:エミレーツ航空(アラブ首長国連邦)
3位:エバー航空(台湾)
4位:エア・カナダ(カナダ)
5位:KLMオランダ航空(オランダ)
6位:ニュージーランド航空(ニュージーランド)
7位:カンタス航空(オーストラリア)
8位:海南航空(中国)
9位:ジェットブルー航空(アメリカ)
10位:エティハド航空(アラブ首長国連邦)
11位:全日空(日本)
12位:ルフトハンザ航空(ドイツ)

 1位となったのは香港のキャセイパシフィック航空で、昨年は2位でした。また2位のエミレーツ航空は昨年4位、3位のエバー航空は昨年5位です。またニュージーランド航空は昨年1位でしたが、今年は6位になっています。

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2011年に全日空が世界初の商業運航を行ったボーイング787型機(2013年6月、恵 知仁撮影)。

 日本からは11位に全日空がランクイン。全日空は2012年版で1位でしたが、2013年版と2014年版では12位。今年はそこからひとつ順位を戻した形です。

 また日本航空について、2015年版での順位はまだ発表されていませんが、2014年版では46位、2013年版では47位、2012年版では44位でした。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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