「駅弁大将軍」は「米澤牛焼肉重松川辨當」に決定 創業116年、秘伝のタレが武器 定番駅弁もランクイン

「掛け紙賞」は被災した宮城県石巻市の心が詰まった駅弁

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上から「彩賞」の「津軽海峡 海の宝船」、「掛け紙賞」の「みやぎ石巻大漁宝船弁当第2弾」、「郷土賞」の「焼漬鮭ほぐし弁当」(画像:JR東日本)。

 「彩賞」(見た目の評価がもっとも高かった駅弁)には、吉田屋(青森県八戸市)の「津軽海峡 海の宝船」(1200円)が選ばれました。ウニやイクラなどを盛りつけた色鮮やかなちらし風海鮮弁当で、「散らされた具材たちが見事なまでに調和し、個々からは考えられない新しい美味しさを放っている」「絶妙な味加減の酢飯。誰が主役であるわけでもなく、かつ脇役でもない。皆が集まってこその、『海の宝船』弁当なのだろう」といった声が寄せられています。

 「掛け紙賞」(掛け紙デザインの評価がもっとも高かった駅弁)には、日本レストランエンタプライズ 仙台調理センター(宮城県仙台市)の「みやぎ石巻大漁宝船弁当第2弾」(1150円)が選ばれました。事業再建に挑む宮城県石巻市の中小企業が心を込めて作った加工品を、宝船を模した黄金の折箱へ盛りつけたもので、「パッケージの裏には、この『宝船』を作り上げた皆さんと、石巻の街が紹介されている。美味しい時間と復興の街の元気を届けてくれた皆さんに感謝しつつ、いつかきっと石巻の街をぶらり訪れてみたい!」といった声が寄せられています。

 「郷土賞」(地域のこだわりとしての評価がもっとも高かった駅弁)には、三新軒(新潟県新潟市)の「焼漬鮭ほぐし弁当」(1080円)が選ばれました。焼いた鮭をタレに漬けた新潟の郷土料理「鮭の焼漬」を使ったもので、「鮭そぼろはよくあるので、ほぐし身は食べ応えもありアイデアがとてもよく新鮮味が感じられた」といった声が寄せられています。

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