東北新幹線、盛岡まで携帯電話サービス区間拡大

東北新幹線で、トンネル内でも携帯電話を使って通信、通話できる区間が拡大します。工事には「電波遮へい対策事業」に基づく国の補助金が活用されています。

年度内にいわて沼宮内まで

 JR東日本は2015年4月22日(水)、携帯電話サービス区間を東北新幹線の一ノ関~盛岡間へ拡大すると発表しました。これによって東北新幹線は東京~盛岡間で、トンネル内でも携帯電話を使って通信、通話ができるようになります。4月24日(金)の始発から開始され、サービス提供事業者はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルです。

鉄道トンネル内での携帯電話サービス(光基地局方式)イメージ(画像:総務省)。

 また同社によると、東北新幹線の携帯電話サービス区間はさらに拡大が予定されており、盛岡から約22km先にある山屋トンネルまでは今年6月上旬をメドに、またその先、巻掘トンネルからいわて沼宮内駅までの約9kmについては2015年度中に、サービスの提供を開始する予定といいます。

 JR東日本は東北新幹線のトンネル内携帯電話不通区間の解消に取り組んでおり、「電波遮へい対策事業」に基づく国の補助金を活用し、工事を行っています。

 「電波遮へい対策事業」は、トンネルなどの人工的構造物に電波が遮へいされ、携帯電話などが使用できない地域において、移動通信用中継施設などを設置することでその利用を可能にするなど、電波の適正な利用の確保を目的として実施されるものです。今年3月27日(金)には同様に、山陽新幹線でも大平山トンネル(山口県)~新山口駅間に携帯電話サービス区間が拡大されました。これによって山陽新幹線では現在、新大阪~新山口間で、トンネル内でも携帯電話を使うことができます。

【了】

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