京都鉄道博物館、収蔵車両「国内最大」に 0系や500系新幹線、トワイライトなど53両全リスト

京都鉄道博物館の特徴は?

 京都鉄道博物館の車両展示は、列車が走っている営業線から博物館まで繋がっている線路を活用。車両を積極的に入れ換える計画なのも大きなポイントで、国内の鉄道系博物館では唯一の例になるとのこと。展示は営業用車両だけではなく、普段は目にすることのない車両も考えているといいます。

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梅小路蒸気機関車館で運行されている「SLスチーム号」(2013年11月、恵 知仁撮影)。

 本物の蒸気機関車を使う「SLスチーム号」へ体験乗車できることも、梅小路蒸気機関車館の歴史を引き次ぐ京都鉄道博物館ならではの特徴です。梅小路蒸気機関車館は国鉄が1972(昭和47)年、100周年記念事業の一環として開設。そして2016年春、梅小路蒸気機関車館を含む形で同地へ新たに京都鉄道博物館がオープンすることから、今年8月30日(日)で梅小路蒸気機関車館は閉館する予定です。

 また京都鉄道博物館の誕生にあたって、公式キャラクターが京都五芸大(京都嵯峨芸術大学、京都市立芸術大学、京都精華大学、京都造形芸術大学、成安造形大学)の学生から募集されます。「産学連携」の取り組みとして行われるもので、審査には一般からの参加も可能。一般審査は7月中旬から行われる予定です。

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