伊予鉄の車両が愛媛らしいオレンジ色に 駅名表示も一新 レトロな看板はどうなる?

駅名表示も一新 いまのレトロな表示はどうなる?

「IYOTETSU チャレンジプロジェクト」では合わせて「チャレンジ2」として「観光振興への対応」が挙げられ、駅名表示の新デザインへの変更も明らかにされました。新しいデザインはオレンジ色を配したコントラストが高く、視認性の高いものになるほか、各駅に記号・番号を割り当てる「駅ナンバリング」の導入によって、外国人観光客にも分かりやすくされています。

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分かりやすくリニューアルされる駅名表示(画像提供:伊予鉄道)。

 伊予鉄道郊外電車の駅には、写真の高浜駅などレトロな駅名表示が残っており、鉄道ファンなどから人気があります。これらも新しいデザインへ変更されますが、伊予鉄道の広報によると古い駅名表示は交換後、どうするかは決まってはいないものの、保管する予定だそうです。

 この「チャレンジ2 観光振興への対応」には、駅の案内表記や市内電車のアナウンスなどへの英語導入、市内電車のWi-Fi環境整備などもリストアップされ、東京オリンピック開催でさらに増加するであろう外国人観光客を見据えたものになっています。

 また「チャレンジ3」として「お客様視点での安全・サービス向上」が挙げられており、バスで実績を上げているドライブレコーダーの市内電車への導入、駅や車両、トイレなどの美化、全てが優先席と考える「全席『おもてなしシート』化」、平日の郊外電車における3両運行の増便などを図るとしています。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

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1件のコメント

  1. ↓単なる偏屈者の悪口ですね。
    ↓全く参考にならないし、ただの迷惑です(汗)