女性は合流が苦手? 運転技術、なぜ男女で差がつくのか

上手く合流するコツは「積極性」

 では、どのようにすれば上手く「合流」できるのでしょうか。

 それが上手くできない理由について、太田さんは「『合流』とひと口に言っても色々なパターンがありますが、主に高速道路ですよね。そもそも合流のスピードが遅いから、上手く入れないんです」と話します。そして上手く合流するコツについて、本線を走るクルマと同等以上のスピードで走ること、慎重になりすぎソロソロすることなく積極的に合流する意思表示をし、入れてもらうことが大事だといいます。

「1台1台入るのがマナーなので遠慮しないで加速してください。むしろ、自分のスピードが遅いと後ろのクルマにブレーキを踏ませてしまうので、マナーとしてもよくないですね」(太田哲也さん)

 合流においては慎重になりすぎると、時として事故にもつながるということでしょう。積極的かつマナーを守った運転、そして合流させる側もマナーを意識する、このあたりがスムーズな「合流」のコツのようです。

【了】

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Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

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3件のコメント

  1. あと右折するとき、男性は右側に寄って後ろ側の車が通れるようにするのに、女性って寄らないから迷惑です。

  2. 女性ドライバーです。
    首都高でも流れに乗って、普通に快適に運転しています。

    縦列駐車、車線変更、合流…なんでもOKです。

    性別にかかわらず日曜ドライバーのほうが、むしろ迷惑かと。

  3. 女の合流の下手さはヤバイ。高速本線に合流したそうなので減速して入れてやろうとしても、女も同じように減速して、結局こっちが40キロの激遅速度まで追い込まれる…もう何回も経験したが、たいてい女性ドライバー。そして首都高の女性ドライバー比率は約9%。