DJは車掌風 クラブ電車、都心を走る 典型的通勤車両が激変

6月5日、まるでクラブのような列車が東京を走りました。西武鉄道と国内最大級のクラブイベント ageHaのコラボレーションによる「EDMトレイン」です。通勤電車の車内は、日常とまったく違った雰囲気。DJも「EDMトレイン」らしいユーモアで、参加者を盛り上げました。

網棚上に特設のスピーカー&ライト

 電車内に鳴り響く、ノリの良い音楽。それが途切れて、DJがひと言。

「練馬発、新木場行きです」

 乗客が「フゥーーーー!」「いぇーーーー!」と応えると、電車内には再び音楽が響き渡りました。

 天井の照明は消され、網棚上に設置されたライトが車内を青やピンクに照らします。そして同じく網棚上に設置されたスピーカーから軽快なサウンド、軽妙なDJの声が流れ、車内を満たします。

車内のDJブース。その前でCYBERJAPAN DANCERSが雰囲気を盛り上げる(2015年6月5日、恵 知仁撮影)。

 2015年6月5日(金)の20時過ぎ、およそ480人が参加して運行された「EDMトレイン」の様子です。「EDM」とは「Electronic Dance Music」のこと。西武鉄道と国内最大級のクラブイベント ageHaのコラボレーションで運行されたもので、どこにでもありそうな典型的通勤電車の車内が、まるでクラブのような、見たことのない光景になりました。実際、「ageHa TRAIN」事務局によると、「EDMトレイン」の運行は日本初といいます。

 始発は練馬駅で、そこから西武有楽町線を走ったのち東京メトロ有楽町線へ直通。終点は、ageHaイベントを開催している「新木場 STUDIO COAST」のある新木場駅です。所要時間はおよそ45分。今回のイベントは、練馬駅から「EDMトレイン」に乗って気持ちを高めながら新木場駅へ向かうのが第1部、付近の木材会館でのカップリングイベントが第2部、「新木場 STUDIO COAST」でのクラブイベントが第3部、という形で行われました。6月6日(土)にも運行されます。

 列車にはDJのDAISHI DANCEさんが乗車。曲の途中、所々で「停止信号です。しばらくお待ちください」「この列車は事故防止のため、やむを得ず急停車することがあります。お立ちのお客様はつり革や手すりにおつかまりください」と「EDMトレイン」らしい、まるで車掌のようなDJで乗客の心をつかんでいました。

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